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入学してすぐの頃は始めてのことばかりで緊張の連続でした。暴れたらどうしよう、もしケガをさせてしまったら・・・なんて思って。 |
 とにかくまずは慣れることね。いろいろな犬種を扱いながら経験を重ねていくことが第一ですよ。「もし、ケガをさせてしまったら」という不安は分かるけど、失敗を恐れて萎縮していては何もできないからね。プロとして仕事をするならば、自分で責任を持って最後まで取り組まなくてはならないし、どんな種類や性格の犬でもベストのトリミングができる状態でなればならない。トリマーの仕事に経験やライセンスを求められるのは、そういう理由もあるんですよ。あなたもご存知のように、当校には直営のペットショップがあり、教材犬を豊富に確保しています。年間、1人200頭近い犬を扱うんじゃないかしら。授業では毎回、1人で1頭を仕上げますよね。これは学院にいるうちから仕事の時と同じように、きちんと仕上げる責任感を身につけるため。教材犬は学校で管理している犬ですから、失敗を恐れずしっかりと学んでくださいね。

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初めはどう質問していいか分からず、見るだけの時期もありました。でも自分で聞かないと上達しないんだって実感。分からないところは積極的に聞くようにしています。 |
 最初は、何が分からないのかさえ分からないという時期もありますよね。私も昔はそうでした。しかも当時は学校なんてなかったから、全て現場で叩き上げでしょ。本当に右も左も分からなかった。でもね、だからこそ今みんながどういうところに不安を感じ、疑問を持つのかが分かるの。自分に何ができ、何が分からないかは、いろいろなことを学んでいくうちに見えてくるもの。だから、ある一定の時期を過ぎた時、急に分からないことが増えることもあります。でもそれは、確実に前進しているという証。そこで落ち込まず、先生に尋ねてみて下さい。先生達は、現役でプロのトリマーやハンドラーとして活躍する人ばかり。常に「ペット業界の今」を知る人々です。授業でも、これまでの経験で培った技術やノウハウを惜しむことなく伝授してくれています。独自のテクニックを持つ方も多く、先生によって異なる手法を目にすることもあるでしょう。疑問に感じたら、遠慮せず質問してみることです。当学院では横並びでなく、一人ひとりが自分のペースで学び、技術を磨き前進するというスタンス。それは、周りに歩調を合わせるのではなく、基礎を意識しながら確実に学んでほしいから。自分自身が納得するまで学び、プロの技術をしっかりと吸収してください。

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卒業を目前にしているので、これからの就職のことが気になります。 |
我が校のカリキュラムは実践中心。知識や形だけでなく、現場ですぐに活躍できる即戦力をつけることを念頭においた内容です。姉妹校の就職率は100%、1人に複数の求人が寄せられるほど。雇用先の企業様から「即戦力となる」とか「社内やお客様からも評判がよい」とありがたいお言葉をいただくこともしばしば。
私自身、ショップを経営し、雇用する立場でもあります。長年の経験のなかで感じたのは。「トリマーの人材不足」。店に必要なのは優れた人材であり、即戦力、そしてそれを育てる環境だと感じました。
雇用主の立場から考えて「一緒に働きたい」と思える人材を育てるために学校を開いたのです。 今、トリマーとして求められる人材とは、人格・技術・知識・ライセンスの全てを備えた人だと私は考えます。犬の個性を引き出す技術をセンスを持ち、なおかつ犬と人を愛し、思いやり、尊重することのできる人。教室に掲げている”目くばり・気くばり・心くばり”という文字は、学び、働く上で常に心にとめていてほしい姿勢を示したものです。本当のプロフェッショナルとはお客様のニーズに応え、人との調和をとることができ、そして最高の技術を持つ人のこと。プロとしての人として、バランスのとれたたくさんの素晴らしいトリマーが育つことを願います。
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